■使用方法
- [スタート]>[アクセサリ]>[コマンドプロンプト]を選択してください。
- [コマンドプロンプト]を右クリック。
- メニューから[管理者として実行(A)]をクリック。
- 表示されたコマンドプロンプトから”mstsc /admin“(※)を入力してください。
- リモートデスクトップの画面が表示されるので、通常通りに接続してください。
[※]
Winodws XP SP3 / Windows Vista SP1以降の場合
Winodws XP SP2/ Windows Vista 無印以前の場合には”mstsc /console“を入力。
■メリット
【セッション数の増加】
管理モードで構成されたターミナルサービスはセッション最大数が2です。そのため、管理者権限を持ったユーザーで2セッション接続を行っている場合には新規のリモート接続ができません。
この方法でローカルログイン用のコンソールセッションをリモートデスクトップに流用できるため、最大3セッションまで使用できるようになります。
【ローカルログイン権限の使用】
アプリケーションおよびソフトウエアインストーラにはリモートデスクトップ接続かローカルコンソール接続かを判断し、リモートデスクトップ接続の場合にはソフトウエアの起動またはインストールを実行出来ない場合があります。
この方法で有ればローカルコンソールにログインする形になるので、上記の制限を受けません。
■デメリット
ローカルコンソールと画面を共有する事となります。
そのためローカルでログインを行っている場合に、画面(ローカルログインセッション)が/adminモードのリモートデスクトップに移行されます。そのためローカルコンソールが停止してしまいます。
■Windows Server 2008の場合
Windows Server 2008にはローカルコンソールの概念が無くなっていますため、ローカルコンソール接続を行う必要はありません。
(ローカルコンソールのセッションIDが0で固定されなくなりました。)
もし、ローカルコンソールセッションをリモートセッションにつなぎなおしたい場合には、ローカルコンソールセッションにログオンしているアカウントで、リモート・デスクトップからログオンすればローカルコンソールセッションをリモートから使用できます。
これはWindows Server 2008ではユーザーセッションが、1アカウントにつき同時に1つのセッションだけが利用できるよう変更になっているためです。
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