一般的に消毒液として、以下の三種類が販売されています。
- 「消毒用メタノール」
- 「消毒用エタノール」
- 「無水エタノール」
【メタノールとエタノールの違い(価格)】
- エタノールは飲料可能のため酒税法の対象で税金が掛かる。
- メタノールは飲用付加のため税金が掛からない。
- コストが下がる(500Mlあたりで約800円と約400円)。
【メタノールとエタノールの違い(機能面)】
- メタノールは人体への毒性が認められる。
- 念のため口に入る可能性のある場所への消毒にはお勧めできない。
- メタノールはエタノールと比べると浄化作用が低い
- メタノールはエタノールと比べると匂いが悪い。
【消毒用エタノールとエタノールの違い(機能面)】
消毒用エタノールと無水エタノールは日本薬局方では含水量で区別されています。
特徴として、エタノールは加水しないと消毒機能が発生しないため、無水エタノールに消毒機能はありません。基本的には水分含有量の差だけなので無水エタノール(99%以上)も純水で薄めれば消毒用エタノールと同等(75?80%)になるそうです(通常は消毒用エタノールを使用するとの事です。)
結果、価格面以外ではエタノールが優れているのですが、基本的な使用法さえ間違わなければ機器の外部清掃やその他の清掃に使うには、価格の安いメタノールで十分です。
ただし、清掃以外に使う用途(人体への消毒等)にも流用することを考えると、エタノールの消毒液を購入するのが良いのではないでしょうか。
【参考】
消毒薬を買うほどPC機器の清掃を行わない場合にはお酒として販売されているスピリタス(約96%アルコール)で十分です。ちなみに天然素材から得られるエタノールの最高濃度はおよそ約96%だそう。スピリタス=自然素材エタノールとの認識でOKのようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿