2010年7月11日日曜日

【Xperia】激安ケーブル AB-043MC(エイビット)

秋葉原のZOA秋葉原店にて、消費税込99円で販売しているAB-043MC試してみました。 (RM Xperia用 USB充電&データ転送ケーブル (PC接続専用)ブラック RM-2042と同等品?のようです。)  
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■ 試してみた結果


【充電】

  1. Xperia純正USB充電器:充電可能。
  2. パソコンUSBポート:充電可能。
  3. eneloop スティックブースターKBC-D1AS
    充電不可

【データ通信】


  1. USB接続(データ通信) :可能。
  2. MicroSDからの読みとり:可能。

【HW】Crucial RealSSD C300 64GB

Thinkpad X61のHDDを日立製のHTS723232L9A360[2.5inch/320GB/7200回転]から、Crucial製 RealSSD C300 CTFDDAC064MAG-1G1[SSD/64GB/SATA 6Gbps]に変更しました。

■ ベンチマーク

【HTS723232L9A360】

Thinkpad_X61_HTS723232L9A360

【C300 CTFDDAC064MAG-1G1】

SSD化後

■ 感想

期待値以上のベンチマーク値を出しています。
1万5000円程度の投資でここまでベンチマークが上がるのはIntel SSD 25M導入以上の衝撃です。

Thinkpad X61自体はSSDが標準オプションになる前の製品ですので、SATA 1.5Gbps規格にしか対応していないため、SATA 6Gbps規格製品であるC300製品を使いきれていない筈ですが、十分すぎる測定結果です。

また、ベンチマークには出ませんが、以下の点がSSD化によって非常に快適になりました。


【Windows7の起動速度向上】
Wondows起動/終了を含めた全体の動きが機敏になりました。
SSD独特のランダム4KのRead/Write値向上が主な要因。

【アームレストの温度低下】
アームレスト部の温度が下がりました。
今までは7200回転の高速HDDだった分、HDD自体の発熱が激しいためアームレストの温度向上も同様に激しかったのですが、SSD化によりその発熱がほぼゼロになり非常に快適。

【バッテリ使用時間延長】
SSDしたことによりHDDと比較して、使用電気量が下がった上にスリープ/休止状態からの復帰が早くなったため、外への持ち出し時にこまめに節電をする癖がつき、内蔵バッテリを結果的に長時間使えるように。

2010年7月8日木曜日

【HW】Windows7 64BitでDoccicaを使う

Windows7(64Bit)を導入したパソコンでDoccica[MF636-GRD AB]を使う場合。
USBポートに挿入すると自動的にインストールが開始されるドライバでは動作しません。
日本通信のWeb Siteから最新のドライバをインストールすることにより使用可能になります。
その際、ドライバインストール時に少々癖がありますので
下記の順番にてドライバインストールを行う必要があります。
1.最新ドライバをインストール
2.パソコンを再起動(ここが重要、再起動しないと認識しません)
3.再起動後、DoccicaをUSBポートに挿して認識させる。
4.bアクセス接続ツールをインストール

【HW】Doccicaレビュー [MF636-GRD AB]

購入金額、購入後色々試して分かった利点、不満点をまとめてみます。
【購入金額】
15,000円(ヨドバシカメラで購入、ポイント10%)
500分(5000円相当/90日有効)の通信代金が込みの金額です。
通信代金を除くとb-mobile SIM(FOMA SIM)+USB 3Gモジュール[MF636-GRD AB]が約10,000円相当になります。
Amazonでの販売価格は同等の製品で¥13,453(送料込)です。
急いでいないのであれば家電量販店で購入するよりAmazonで購入した方がほんの少しお得です。
■回線
【回線速度】
Web巡回、メール、Twitter程度なら十分な速度ですが、時間によってはFOMA回線とは思えないほど遅い事があります。
動画系のストリーミングはゲートウエイで帯域制御がかかっているため、 FOMA 3Gネットワーク経由では見れません。
また、バイナリダウンロード時にも帯域制御が掛っており、Zipファイルのダウンロード速度がダウンロードサーバに関係なく10KB/S~20KB 程度に制限されます。
【接続について】
FOMA回線(NTT DOCOMO SIM)のため、人口カバー率ほぼ100%。
今のところ、繋がらなかったことは無いのですが、鉄筋コンクリートビルの窓から離れた場所では、3G回線の性質上、電波の受信状況が悪くつながらない事があります。
ただし、最近ではDOCOMOのFOMA回線用リピーターを設置しているビル/店舗も多くなっていますので気にする事はないかもしれません。
【WiMAXの比較】
WiMAXは「繋がる場所を探す」
Doccicaは「繋がってあたりまえ」
FOMA 3G(DOCOMO)の回線品質は偉大だと再度認識します。
【プロバイダ契約】
プロバイダ契約が必要無です。
プロバイダは日本通信しか選べませんが、プロバイダのモバイルプラン契約が必要ありません。
DocomoのデータカードのようにMopera等の契約が必要ありません。
【無線LANサービス】
NTT系/Yahoo系の無線LANスポットが、1日あたり300円(3G回線30分)と交換で使用できます。
たとえば、リナックスカフェならHOTSPOT(SSID:0033)が使用できますし、マクドナルドなどのYahooのBBモバイルポイント (SSID:mobilepoint)しかない場所では、YahooのBBモバイルポイントを使うことができますので、サービス状況に合わせて無線LAN サービスを使い分けることができます。
【VPN】
VPN通信を使用できます。
■利用開始/終了
【利用開始手続き】
本人認証に携帯電話から利用開始の手続きを行う必要があります。
# インターネットで登録できないのが少々面倒。
【利用終了手続き】
プリペイド形式で契約縛りもないので、そのまま廃棄して問題ありません。
日本通信の場合には特に回線使用終了時にSIM返却の必要についての指示がありません。
回線元のNTT docomoでは、規約上FOMAカードを返却しないといけない筈なのです。
■ USB 3GモジュールがSIMロックフリー(の、はず)
USB 3Gモジュール[MF636-GRD AB]にSIMロックが掛っていないそうです。
# 試していないので、自己責任でお願いします。
また、このSIMを他の通信機器に使用する事もできるようです。
■ 料金
【料金チャージ】
Webからのチャージの際には、クレジットカードが必要となります。
一部、大手家電量販店にて5,000円/10,000円単位でチャージクーポンを購入できます。
大手販売店でも特定の店舗以外では販売している店が少ないため、チャージを行うにはクレジットカードが必須です。
【チャージ金額の有効期限】
最初からチャージされている5000円分のサービスの有効期間は、サービス開始から90日間。
サービス開始から90日以上経過すると無効になります。
■ 覚えておくと便利なテクニック
【有効期間延長】
最初からチャージされている5000円分のサービスの有効期間は、サービス開始から90日間となっており、サービス開始から90日以上経過すると無効になりますが、有効期限内に料金チャージを行うと有効期限が「料金チャージ時に残っている有効期間」と「チャージした金額に付随するサービス有効期間」を合算した期限になります。
チャージ金額は1000円(30日延長)/3000円(30日延長)/5000円(60日延長)/10000円(90日延長)で、延長できるため 1000円を3回買うと、3,000円のチャージで30日延長×3回=90日延長できることになり3,000円一括で購入するより有効期限が延びるということになります。
【データカードとしては最安値の維持コスト】
少々面倒ですが、購入時点で1,000円(100分)のチャージを9回行うことにより、初期90日期間+追加チャージ(30日延長×9で270日延長)で360日間の使用できるようになります。
最初の機器および500分使用権購入金額が15,000円ですから、機器込合計24,000円で14,000分(233時間20分)の使用権(1年間の有効期限)を得ることができます。
週末利用等で月に約20時間程度の使用であれば、月2,000円で3G回線を持つことができます。
【 チャージ金額値引き】
原則としてチャージ金額の値引きはありませんが、5000円と10000円のチャージクーポンを大手家電量販店で購入する事ができるため、10%ポイント還元等を行っている店舗で購入すると購入金額の1割がポイント還元され多少お得に購入することができます。
■ まとめ
【人にお勧めできるか】
大量のデータをやり取りしたり長時間使用するユーザーには正直お勧めできません。
「Webとメールだけできればいい」「週末だけ使いたい」「月に数回使いたい」
上記の3つの条件を満たすなら非常にハイコストパフォーマンスでお勧めです。

2010年6月11日金曜日

【VMware】Snapshotイメージから正常復元できない

■ 問題


Snapshotしたイメージから復元する際に、HDDデバイスが復元されない。

■ 原因


「Revert Snapshot」を実行する際、COW(Copy-on-Write)のヒープメモリ不足が発生し、HDD等の仮想デバイス作成に失敗することがあり、この現象はESXのヒープサイズ及びサービスコンソールのメモリ不足が原因で発生します。

■ 対策


カーネルのヒープサイズ変更及び、サービスコンソールのメモリサイズを変更する事により対策を行います。

【COWのヒープサイズ変更】


VI Client で ESXホストの[Configuration]タブを選択します。
[Advanced Settings]のリンクをクリックします。
[COW]を選択します。
COW.MaxHeapSizeMB の値を変更します。
ここでは、最大値の「192」MBに設定していただくことを推奨します。
[OK]ボタンをクリックします。

【サービスコンソールのメモリサイズ変更】


VI Client で ESXホストの[Configuration]タブを選択します。
[Memory]のリンクをクリックします。
[Properties..]のリンクをクリックします。
サービスコンソールのメモリサイズを変更します。
ここでは、最大値の「800」MBに設定していただくことを推奨します。
【COWのヒープサイズ、サービスコンソールメモリサイズ変更共通】
設定値の変更を反映させるためには、ESXホストの再起動が必要です。

2010年6月5日土曜日

【VMware】ESX4.0U1で動作する低価格SATAカード

クレバリーオリジナル SATA RAIDカード CB-SCSLI4-PCIレビュー

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■ 良い点


【低価格】
他社製品と比較して非常に低価格(1980円) で購入可能。
【互換性】
PCIスロット(3.3V)のため、今どきのPCサーバでも問題なく使用できます。
【認識性】
ESX4.0iでは、Sil3114チップを自動的に認識するため、差すだけで使用可能。


■ 悪い点


【新企画非対応】
旧規格のSATA 1.5Gbps規格にしか対応していません。
3Gbps及び6GbpsのSATA HDDを接続するには少々力不足。
【RAID機能非対応】
RAID機能がWindows用のソフトウエアに依存しています。
低価格SATA RAIDカードのため、BIOSレベルでの設定ができません。
そのため、ESX4.0i上では普通のSATA増設カードとして使用する事になります。
【起動ドライブ非対応】
接続したHDDからブートできません。


■ 評価


SATA増設カードとしては、旧世代(1.5Gbps)_ではありますが、
低価格とESX4.0iが対応しているのを鑑みれば、非常にお買い得なカードです。

【Windows Server】ボリュームアクティベーション2.0

ボリュームアクティベーション2.0は、導入規模と環境に応じて KMS 方式と MAK 方式をライセンス購入時に指定して購入します。


■ MAK

マルチプル アクティベーション キー


【ライセンス形式】
5 台未満の物理マシンを導入されている場合が対象のライセンス認証方式。
Windows Server 2003のリテールパッケージ版と同じように1台ごとにインターネット経由、または電話でマイクロソフトからライセンス認証コード
(確認 ID) を取得して認証を行います。
【認証期間】
1度アクティベーションでハードウェアの構成を大幅に変更しない限り
再度のアクティベーションが必要無く、永続的に利用可能。
【Volume Activation Management Tool】
MAKライセンス認証で複数のサーバーを 1 度に認証するため、使用するツール。
セグメント内に認証サーバを構築し、セグメント内のMAKライセンス形式のサーバを一括でライセンス認証を行う事が可能となります。


■ KMS

キーマネージメントサービス


【ライセンス形式】
5 台以上の物理マシンを導入されている場合が対象のライセンス認証方式。
組織内のネットワーク上に設置されたライセンス認証サービスを実行する「KMS
ホスト」にアクセスすることにより、マイクロソフトとの個別認証をせずに認証を実施します。
そのため、KMSクライアントがマイクロソフトと個別に認証を行う必要はありません。
【認証期間】
認証はインストール後、60日以内に行う必要が有ります。
その後も30 日以内に定期的にライセンス認証を行う必要があります。
【KMSホスト】
マイクロソフトからの認証情報を受け、KMSライセンス認証のサーバを認証する代理サーバ。組織内に一台はライセンスの定期的な認証を行うために必ず必要。

 

■ 参考サイト

Windows Server 2008ライセンス早わかりガイド

2010年5月30日日曜日

【Xperia】Xperia非純正ケーブル対応表(2010/07/11)

Xperia 非純正ケーブル対応表 (2010/07/11)
【注意:環境により結果が異なる可能性があるのでご注意ください。】

メーカー 製品名 価格(円) 購入店 純正充電器 PC接続[USB] USB充電器※A
エービット AB-043MC 99 ZOA秋葉原店
×
Docomo FOMA microUSB
変換アダプタ SC01
※1
1380 ドコモショップ
(秋葉原ヨドバシ)

※2

※3

※4
ノーブランド USB-A
MicroUSB
変換ケーブル
298 あきばお~
秋葉原1号店
×
※5
×
※6
×
LUMEN USB2-Micro05 320 あきばお~
秋葉原1号店
×
オズマ産業 ADM-04 680 秋葉原ヨドバシ

※7

※7
×
変換名人 mini(B)-micro-USB変換アダプタL字型 USBM5-MCL 280 東映
無線

※7

※7
×

【注釈】
  • ※A:KBC-D1ASにて確認
    (eneloop スティックブースター:KBC-D1AS)
  • ※1:NTT DocomoからXperiaに非対応、使用しないようにとのアナウンス有、使用の際には自己責任。
  • ※2:純正USB充電器>FOMAコネクタ変換充電器>SC-01の順に変換
  • ※3:データ通信には対応せず、充電のみ
  • ※4:USB出力>FOMA充電ケーブル>SC-01の順に変換
  • ※5:Xperia本体の充電ランプは、点灯するが充電が開始されない。
  • ※6:Xperia本体を認識しない / 充電が開始されない。
  • ※7:MiniUSB-MicroUSB変換アダプタのため
    USB A-USB mini Aケーブルに接続後、Xperiaに接続。

【Windows Server】Remote Desktop使用時発生するエラー対策

Remote Desktop使用時にログイン先のサーバのシステムログに「TermServDevices」がエラーとして表示される場合の対策。

remotedesktop01

■ 原因

Remote Desktopのデフォルト設定で、[リモートデスクトップ接続]クライアントが接続先サーバに自らのプリンタをマウントする設定になっているため。

■ 設定

Remote Desktopを使用するクライアント側での設定作業になります。

  1. [スタート]>[すべてのプログラム]>[アクセサリ]>[リモートデスクトップ接続(Windows7の場合)]をクリック。 
  2. [リモートデスクトップ接続]が起動します。
    remotedesktop02 
  3. [オプション(O)]ボタンをクリック。
    remotedesktop03
  4. [ローカルリソース]タブをクリック。
    remotedesktop04
  5. [ローカルデバイスとリソース]から[プリンタ(T) ]のチェックを外し、[詳細(M)]をクリック。
    remotedesktop06
  6. [スマートカード(M)]のチェックを外して[OK]ボタンをクリック。
    remotedesktop05
  7. [全般]タブをクリックし、[接続設定]の[保存]ボタンをクリック。
    remotedesktop07
  8. 上記設定が終了すれば、次回からリモートデスクトップ接続を行った際に接続先サーバのログに:「TermServDevices」がログにエラーとして表示されなくなる。

【Windows Server】Windows2008/2008R2パスワード強度変更(脆弱化)

■ 設定を行う前の注意

パスワード強度が下がるので、システムの脆弱度が上がります。
開発/検証環境等のセキュリティレベルが低くても問題ない環境でのみ
セキュリティに配慮した十分な注意の元で使用してください。

■ 目的

Windows Server 2003 With Service Pack2は、初回パスワード変更時、Windows Server 2003 R2 With Service Pack2及び、Windows Server 2008/Windows Server2008R2ではインストール時から[複雑さの用件を満たすパスワード]以外のパスワード(ログインパスワードは複雑な文字設定[記号、数字を含む7文字以上])にしないといけません。
しかしながら、運用上パスワードを複雑な設定にする事により、面倒だったり、忘れてしまったりする場合があります。
実運用するサーバであればパスワードは厳重に管理された[複雑さの用件を満たすパスワード]を使用することは、前提であり問題にはなりませんが検証環境等のセキュリティレベルを下げて問題ない場合に[複雑さの用件を満たすパスワード]を設定した場合にはログイン時の手間が増えてしまいます。
そのような場合、セキュリティレベルを下げてるセキュリティポリシーを設定することにより、本来設定出来ない強度の低いパスワードを設定することが可能になります。

■ 設定

■ スタンドアローンサーバ
(Windows Server 2008 / 2008R2)

  1. Windows Server2008/2008
    R2にAdministrator権限を持ったアカウントでログイン
    ac01
  2. [スタート]>[管理ツール]>[ローカルセキュリティポリシー]を選択してください。
    ac02
  3. [ローカルセキュリティポリシー]ウインドウが表示されます。
    ac03
  4. [アカウントポリシー]>[パスワードのポリシー]をクリック。
    ac04
  5. 左ペインの[複雑さの用件を満たす必要があるパスワード]をクリックすると、[複雑さの用件を満たす必要があるパスワードのプロパティ]ウインドウが表示されます。チェックを[有効(デフォルト)]から[無効]に変更し、[OK]ボタンをクリック。
    ac05
  6. 再起動後、パスワードを変更したい(パスワード強度を下げたい)アカウントでログイン。
    ac01
  7. ログイン後、[Ctrl]+[Alt]+[Del]を押し表示されるメニューから[パスワードの変更(C)…]をクリック。
    ac06
  8. パスワードの変更ウインドウが表示されますので、強度が低いパスワードを設定してください。
    ac07
    ac08
  9. パスワード強度の低下設定が正しく行われていれば、今まで複雑さの用件を満たさず設定できなかったパスワードフレーズを使用したパスワード設定が行えるようになります。
    ac09 

■ Domain Server
(Windows Server 2008)

【ドメインのセキュリティレベルを変更】

Windows Serverのセキュリティポリシーは上位から下位に引き継がれ、セキュリティレベルの高いものが優先されるため、セキュリティレベルを下げるにはDomain全体のセキュリティレベルから下げる必要があります。
  1. [スタート]>[管理ツール]>[グループポリシーの管理]をクリック。
  2. [ドメイン]>[ドメイン名]>[Default Domain Policy]を右クリック。
  3. [編集(E)]をクリック。
  4. [グループポリシー管理エディタ]が表示されます。
  5. [コンピュータの構成]>[ポリシー]>[Windowsの設定]>[セキュリティの設定]>[アカウント ポリシー]>[パスワードポリシー]をクリック。
  6. [パスワードは、複雑さの要件を満たす必要がある]をクリック。
    [このポリシーの設定を定義する(D)]にチェックを入れ、[無効]にチェックを入れてください。
  7. [適用(A)]をクリック>[OK]をクリック。
  8. [パスワードは、複雑さの要件を満たす必要がある]の[ポリシー設定]が無効になっている事を確認してください。

【新規OUにアカウントを作成し、ユーザーを新規作成】

  1. [スタート]>[管理ツール]>[グループポリシーの管理]をクリック。
  2. [ドメイン]>[ドメイン名]>右クリック。
  3. メニューから[新しい組織単位(OU)(N)]をクリック。
  4. [新しい組織単位(OU)]に新しいOU名を入力してください。
  5. 作成したOUを右クリックして、[このドメインにGPOを作成し、このコンテナにリンクする(C)]をクリック。
  6. [新しいGPO]の[名前(n)]に的確なGPO名を入力してください。
    [ソース スターター GPO(S)]は「なし」
  7. [グループ ポリシー管理コンソール]ウインドウが表示されるので[OK]をクリック。
  8. [作成したGPO]を右クリック>[編集]をクリック。
  9. [グループポリシー管理エディタ]が表示されます。
  10. [コンピュータの構成]>[ポリシー]>[Windowsの設定]>[セキュリティの設定]>[パスワードポリシー]をクリック。
  11. [パスワードは、複雑さの要件を満たす必要がある]をクリック。
  12. [このポリシーの設定を定義する(D)]にチェックを入れ、[無効]にチェックを入れてください。
  13. [適用(A)]をクリック
  14. [パスワードは、複雑さの要件を満たす必要がある]の[ポリシー設定]が無効になっている事を確認してください。
  15. 設定変更を行う前にログオフし、再ログインを実行してください。

■ 参考

Windows Server 2003環境での設定

Windows Server 2003/2003R2のDomain環境のパスワード強度を変更する場合には、以下のエントリーを参考にしてください。
【Windows】2003/2003R2パスワード強度変更(脆弱化)

【Windows Vista】Java Runtimeのアップデートが上手く動かない場合

Windows Vista with SP2環境でUAC(ユーザーアカウント制御)機能が有効になっていると、Java AutomaticUpdate(TM) SE Runtime Enviromentが上手く動かない事があります。

■ 要因

これはJava Runtimeの自動アップデートは[\\Systemroot\program files\java\jre6\bin\jucheck.exe -auto]を実行する事により行われます。 しかしながら、UACが有効になっているとユーザーからのアップデート指示(アップデートしますか?の質問に[OK]をクリック)を行っても、自動アップデートソフトウエアからの"jucheck.exe"の実行が無効化されてしまうようです。

■ 回避対策

Javaの自動アップデートが出来ない場合には、手動で"jucheck.exe"を実行する事によりJavaのアップデートを行う事ができます。

■ 手順

  1. エクスプローラで[\\Systemroot\programfiles\java\jre6\bin]ディレクトリを表示してください。
  2. "jucheck.exe"を右クリックしてメニューを表示してください。
  3. メニューから[管理者として実行(A)]をクリックしてください。
  4. Javaのアップデートウィザードが表示されます。
  5. 画面の指示に従ってアップデートを実行してください。
  6. インストールの終了が表示され、アップデート完了です。

【Windows server】ブートドライブの100MBパーテション(Windows7/ 2008 R2)

Windows7/Windows server 2008 R2から新規インストール時、ブートドライブの先頭パーテションに100MBのディスク0 パーテション1が作成されます。

これはWindows7/Windows server 2008 R2から正式サポートされたEFI システム パーティション (ESP)サポートのため、下記の条件を満たす場合に100MBのディスク0 パーテション1が新規Windowsセットアップ時にESPが作成されるからです。

  1. 既存の ESP が存在しない。
  2. 100 MB パーティションを作成する十分なディスク領域がある。

通常、Windows Server2008R2及びWindows7を100MBパーテションを作成出来ないディスクにインストールする事は出来ませんため、Windows7/2008R2に以前バージョンOSからアップグレードする場合以外では、必ずWindows セットアップによって新規にESPパーテションが作成されます。

 

【参考情報】 UEFI ベースの推奨ディスク パーティション構成

【Windows Server】Windows Server 2008 DFS 名前空間サービス導入手順

■ DFS 名前空間サービス使用前に

DFS 名前空間を構築するため、下記の条件を事前に満たしておく必要があります。

  1. Active Dsirectoryが構築されていること。
  2. 共有ディレクトリをホストしているサーバがドメインに参加している事。

■ DFS 名前空間サービスインストール

  1. サーバマネージャを起動してください。
  2. [役割の概要]から[役割の追加]をクリック。
    DFS01
  3. [役割の追加ウイザード]が起動するので[次へ(N)]をクリック。
    DFS02
  4. [サーバの役割の選択]が表示されるので、[役割(R)]欄の[ファイルサービス]を選択し、[次へ(N)]をクリック。
    DFS03
  5. [ファイルサービスの概要]ウインドウが表示されるので、[次へ(N)]をクリック。
    DFS041
  6. [役割サービスの選択]ウインドウが表示されるので、[分散ファイルシステム]にチェックを入れ[DFS 名前空間]と[DFS レプリケーション]にチェックが入っている事を確認して[次へ(N)]をクリック。
    DFS05
  7. [DFS名前空間を作成]ウインドウが表示されるので、[このウイザードを使用して今すぐ名前空間を作成する(N)]にチェックが入っている事を確認し、[この名前空間の名前を入力(N)]欄に「Share」を入力し、[次へ(N)]をクリック。
    DFS06
  8. [名前空間の種類を選択します]ウインドウが表示されるので、[ドメイン ベースの名前空間(D)]にチェックが入り、[Windows Server 2008モードを有効にする]にチェック、[名前空間プレビュー]が実際のドメイン名+前頁で作成した名前空間名になっている事を確認して[次へ(N)] をクリック。
    DFS07
  9. [名前空間を構成します]ウインドウが開くので、[追加(A)]ボタンをクリックして名前空間に追加する共有ディレクトリを追加し、[名前空間(N)]欄に追加された事を確認し[次へ(N)]ボタンをクリック
    DFS08
    DFS09
    DFS10
  10. [インストールオプションの確認]ウインドウが表示されるので、[インストール(I)]ボタンをクリック。
    DFS11
  11. これで、DFS名前空間サービスのインストールは終了です。

【Windows Vista】電源ボタンを[電源を切る]に変更

初期設定では”スリープ状態”になっているスタートメニュー内電源ボタンを押した時の動作を”シャットダウン”に変更する。
手順書_059-02

  1. [スタート]>[コントロールパネル]>[電源オプション]をクリック。
    手順書_060
  2. 現在使用している電源プラン([お気に入りのプラン]でチェックが入っているもの)の[プラン設定の変更]をクリック。
     手順書_061
  3. [詳細な電源設定の変更(C)]をクリック。
    手順書_062
  4. [電源オプション]ウインドウが表示されるので[電源ボタンとLID]をクリック。
    手順書_063
  5. [[スタート]メニューの電源ボタンの操作]をクリック 。
  6. 初期設定は[スリープ状態]になっているので、ここを[シャットダウン]に変更してください。
  7. [適用]ボタンをクリック。

設定が終了後、スタートボタンをクリックした際に表示される電源ボタンの色とマークが変わる事を確認して終了(クリックするとシャットダウンプロセスが開始されるので注意する事)

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【Windows XP】WPA2暗号化形式をAESからTKIPに変更手順

Windows XP SP3の無線LAN暗号化形式をAESからTKIPに変更する手順

暗号化の強度は WEP < TKIP < AES となるので注意

■ 設定手順

  1. [スタート] >[コントロールパネル]をクリック。
  2. [ネットワークとインターネット接続]>[ネットワーク接続]をクリック。
  3. [ワイヤレス ネットワーク接続]のアイコン上で右クリック。
  4. [プロパティ]を選択、[ワイヤレス ネットワーク接続のプロパティ]を表示されます。
  5. [ワイヤレス ネットワーク]タブをクリック。
  6. [追加]ボタンをクリック。
  7. [ネットワーク認証(A)]は、リストから[WPA2-PSK]を選択してください。
  8. データの暗号化を[AES]から[TKIP]に変更すれば、完了です。

【Windows Server】IQN identifier(IQN 識別子)とiSCSIネーム

■ IQN identifierについて

iSCSIノードは、ノード識別や管理のためのiSCSIネームであるIQN identifier(IQN 識別子)を持ちますが、IQN identifier(IQN 識別子)は、iSCSIノードのロケーション依存しません。

また全世界で唯一であり、iSCSIノードにおいて固定されている必要があります(クローズネットワークに構築する場合は別段気にする必要はありませんが、配慮は必要です)。

■ iSCSI Qualified Name

通常、iSCSI Qualified Nameは、タイプ識別子「iqn.」、ドメイン取得日、ドメイン名、ドメイン取得者が付けた文字列から構成します。

【作成例】


以下の構成情報で、iSCSI Qualified Nameを作成します。

  • ホスト名:garnet
  • ドメイン名:gem.local
  • 作成日:2009年08月

作成したInitiator node name は以下になります。
iqn.2009-08.local.gem:garnet

【Windows Server】Windowsメモリ診断(マイクロソフト提供)

Windows メモリ診断

MSのサイトからダウンロードしたISO9660イメージから、CDライティングソフトウエアを使用して起動用CDメディアを作成することができます。

このような、市販品相当のWindows メモリ診断ソフトウエアを無償で提供していただける所に、MS社の懐の大きさを感じますね。

【Windows Server】DNSサービスがインストール出来ない

■ 概要

Windows Server2003を導入したサーバ機にDNSサービスをインストールする際、DNSサービスが正常にインストール出来ない事例(エラーが発生する)が発生します。

■ 原因

原因はDNSサービス導入時に、DHCPやNICチーミングドライバの設定等で動的(仮想的)にIPアドレスが割り当てられたNICがあると、DNSサービスのインストーラが、チーミングまたは使用していない個別LANポートでも設定を確認して固定IPアドレスが振られていないとDHCP等の動的なアドレス体系に属していると御認識してエラーを吐いてインストールできません。

■ 対策

DNSサービスのインストール時にのみ、NICのチーミングもしくは使用していないLANポートを Windows上から無効にすればDNSサービスを問題なくインストール可能となります。

一度DNSサービスのインストールを行ってしまえばその語にネットワーク設定を変更しても、問題はありません。

■ 参考情報

ノートパソコンでも同様の問題が発生する場合があります、これは内蔵オンボードNICに固定IPアドレスを振っていても、別に内蔵された無線LAN側が使用可能状態になっていると、実際には使用してなくてもDHCP等の動的なアドレス体系に属していると勘違いされ、DNSのインストール時にエラーが発生します。

【Windows Server】Windows 2003 ADへのWindows 2008 ノード追加

■ 概要

Windows 2008を既存のWindows 2003ドメインに参加させる際、Active Directoryのフォレスト拡張が必要となります。(Windows 2000 ADにWindows 2003 ADノードを追加導入する場合も同様の作業が必要になります。)

■ 設定作業

Windows Server 2008を、既存のWindows Server 2003ドメインに参加させるためには、以下の設定作業を行う必要があります。

  1. W2K8にあわせてスキーマーを拡張 。
  2. GPOを更新(SYSVOL拡張) 。
  3. ドメインの機能レベルをネイティブモードにする。

【事前作業】

  1. ドメインのDCから、Windows Server2003 Active Directory スキーマの操作マスタサーバを特定してください。
  2. スキーマ操作マスタサーバにスキーマアドミン権限を持ったアカウント(Administrator等)にてログインを行ってください。
  3. ログインしたサーバにて、Windows Server 2008のインストールCDを入れCD内のバイナリにアクセスできるようにしてください。

【スキーマ操作マスタの拡張】

  1. CD内の「\sources\adprep」ディレクトリー内に、「adprep」バイナリが有る事を確認 して、ファイルまでの絶対パスを確認してください。
  2. コマンドプロンプトから「(絶対パス)adprep /forestprep」を実行 してください。
  3. 下記のメッセージが表示されます。

ADPREP の警告:
adprep を実行する前に、フォレスト内のすべての Windows 2000 Active Directory ドメイン コントローラを Windows 2000 Service Pack 4 (SP4) 以降にアップグレードする必要があります。
[ユーザーによる操作]
既存の Windows 2000 Active Directory ドメイン コントローラのすべてがこの要件を満たす場合は、C キーを押してから Enter キーを押して続行してください。中止するには、その他のキーを押してから Enter キーを押してください。

  1. メッセージを確認したら、[C]キーを押し、[ENTER]キーをおしてください。
  2. スキーマの拡張が始まるのでそのままお待ちくいださい。
  3. スキーマの拡張作業の終了を確認し、下記のメッセージが表示されれば作業は終了です。

Adprep はフォレスト全体の情報を正しく更新しました。

【SYSVOLのグループ ポリシー オブジェクトのアクセス許可を更新】

  1. CD内の「\sources\adprep」ディレクトリーの「adprep」を確認 してください。
  2. コマンドプロンプトから「(絶対パス)adprep /domainprep」を実行してください。
  3. ネイティブモードで無い場合には下記のメッセージが表示されます。
    # ネイティブモードの場合には設定が終了します。

Adprep は、ドメインがネイティブ モードではないことを検出しました。

[状態/結果]

Adprep は、変更を行わずに停止しました。

[ユーザーによる操作]

ネイティブ モードで実行するようにドメインを構成し、domainprep を再実行してください。

【フォレスト・ドメインがネイティブモードで無い場合】

フォレスト・ドメインがネイティブモードで無い場合には、ネイティブモードに切り替える必要があります。

  • ドメインの機能レベルの機能レベルをWindows Server 2003にアップグレード

  1. [管理ツール]から[Active Directory ドメインと信頼関係] をクリック。
  2. [Active Directory ドメインと信頼関係] の[ドメイン名]を右クリック 。
  3. メニューからフォレストの機能レベルを[Windows Server 2003]に変更してください。
  4. [機能レベルを上げることに成功しました・・・]が表示されたら作業終了(成功) です。
  • フォレストの機能レベルの機能レベルをWindows Server 2003にアップグレード

  1. [Active Directory ドメインと信頼関係] 右クリック 。
  2. [フォレストの機能レベルを上げる]をクリック 。
  3. [機能レベルを上げることに成功しました・・・]が表示されたら作業終了(成功) です。

【フォレスト・ドメインがネイティブモード、またはネイティブモードに変更した場合】

下記が表示されます。

Domainprep を実行中…

Adprep はドメイン全体の情報を正しく更新しました。

グループ ポリシー用の、ドメインを超えた計画をするための新しい機能である RSOP計画モードを既存のグループ ポリシー オブジェクト (GPO) 用に更新するには、ファイル システムと Active Directory ドメインサービスのアクセス許可を必要とします。この機能は、インフラストラクチャ操作マスタの役割を保持する ActiveDirectory ドメインコントローラ上で “adprep.exe /domainprep /gpprep” を実行することにより、いつでも有効にできます。

この操作により、SYSVOL のポリシーのフォルダにある GPO はこのドメイン内の AD DCの間ですべてレプリケートされます。詳細については、サポート技術情報の Q324392 を参照してください。特に非常に多くのグループポリシー オブジェクトがある場合にお勧めです。

■ RODC機能追加

Windows Server 2008からRODC[読み取り専用ドメイン・コントローラ]機能が追加されました。

【RODC設定方法】

  1. CD内の「\sources\adprep」ディレクトリーの「adprep」を確認。
  2. コマンドプロンプトから「(絶対パス)adprep /rodcprep」を実行してください。
  3. 下記メッセージが表示される事を確認して終了です。

Adprep は問題なく完了しました。すべてのパーティションが更新されました。詳細については、C:\WINDOWS\debug\adprep\logs\20080503201608 ディレクトリの ADPrep.log を確認してください。

【Windows XP】Windows XP SP3でWindows Update出来ない場合

Windows XP SP3でWindows Update出来ない現状が発生した場合の対処方法を記載します。

■ 症状

Windows XPにService Pack 3を適用した状態で、Windows Update出来ない症状が発生します。

Windows UpdateからMicrosoft Updateへ更新元サイト変更しても、システム再起動しても、設定を変更しても症状が改善しません。

■ 対策

MSのサポートオンライン(KB927891)に、このような項目があります。

Windows Update または Microsoft Update から更新プログラムをインストールすると、アクセス違反エラーが発生し、システムが応答を停止しているように見えることがある。

http://support.microsoft.com/kb/927891

この問題を解決するには、以下の手順を実行します。

更新プログラム 927891 をダウンロードしてインストールする

こんなの普通の人には原因解らないです(´・ω・`)

【HW】Seagate HDD RMA返却方法

■ 手続き前確認する事

故障したハードディスクから、下の情報を確認してください。

  1. モデル番号 :P/N(パーツナンバー)
  2. シリアル番号:S/N(シリアル番号)

【モデルとシリアル番号の確認方法】

ハードデスク表面のラベルに表示されています。

■ RMA返送手続き

  1. Seagate社Web Siteでユーザー登録を行ってください。
  2. Seagate社のWeb Loginで会員サイトへログインし、事前に確認したハードディスク情報をRMA登録情報として登録すると、対象ハードディスクの保障状況が表示されます。
  3. HDDの情報が表示されるので、[続き]をクリック。
  4. 配送送付情報として住所が表示されるので、正しく入力されている事を確認して[注文の発注/支払い]をクリック。
    [注文の発注/支払い]ボタンをクリックしても、発注のコスト(0$)の請求になるので問題ありません。
  5. 配送先の住所を日本のRMA受付窓口である[UPS Supplyclain Solutions, JCG C/O UPS SCS JAPAN,CHIBA,Japan,Japan]に返送先を変更してください。
  6. [注文の送信]をクリック 。
  7. [注文の確認]ページを念のために印刷しておきましょう。
  8. Seagateへの返品の梱包方法や配送方法について、PDFファイルの指示を読んで再度確認してください。
  9. 返品のための宛先ラベルを印刷しますが、印刷したラベルは英語表示になっているため、日本の宛先[〒289-1608 千葉県山武郡芝山町岩山148-15プロロジスパーク成田UPSサプライチェーン・ソリューションズ/電話番号:0479-70-9690]に変更しておきましょう。

■ 実際の送付

RMA対象のHDDを返品する際の送付方法については、特に指定は無いのでキチンとした梱包の上で返送しましょう。

私は、日本郵政のエクスパック500を使っていましたが、今はレターパック500または350で送付が良いようです。

【Windows Server】Sysprep手順:Windows Server 2003

■ Sysprepとは

Windows OSには、セットアップ済み出荷用再シール機能として、「sysprep(system preparation)」というSupport ToolがOS標準インストールで用意されています。

Sysprepツールを利用すると、すでに設定済みのOSイメージを元にして、インストール初期段階のセットアップ部分(ミニ・セットアップ)をやり直させることが可能となります

■ Sysprepで出来ること


インストール初期段階の作業のうち、ハードウェア構成の設定やコンピュータ名の再入力、インストールするネットワーク・コンポーネントの選択や再設定などを再実行させる事が可能となります。
また、Windowsが内部的に持っている端末管理番号(SID番号)の再生成も行う事が可能ですので、同じイメージバックアップファイルから、簡単に別SIDを持った新規サーバを作成する事が可能となります。

その際、インストールされたアプリケーションやService Pack、セキュリティ・パッチなどはそのまま残すことが可能なため、最新の環境を元に、ユーザーの環境に合わせた再インストール作業を容易に実施することが可能となります。

■ Sysprepインストール

【インストール時の注意点】


導入するWindows ServerとSysprep、サービスパックのVersionは合わせる必要があります。

【Sysprepインストール方法】

  1. Windows Server 2003 R2 Standard / Enterprise Edition With Service Pack2のCD#1の[ドライブルート\SUPPORT\DEPLOY.CAB]ファイルを解凍。
  2. システムルートドライブに[\sysprep]ディレクトリを作成
  3. [DEPLOY.CAB]ファイルの内容を[\sysprep]ディレクトリ内にコピー。

【初期設定パラメータシート作成】

  • Sysprep.iniファイルの作成

  1. [c:\sysprep\setupmgr.exe]を実行
    SYSPREP000001
  2. [次へ(N)]をクリック。
    SYSPREP000002
  3. [新しい応答ファイルを作成する(C)]を選択、[次へ(N)]をクリック。
    SYSPREP000003
  4. [sysprepセットアップ(S)]を選択し、[次へ(N)]をクリック。
    SYSPREP000004
  5. Windows Server R2 2003 Enterprise Editionの場合には、[ Windows Server R2 2003 Enterprise Edition]を選択し、[次へ(N)]をクリック。(※:展開するOSに合わせて選択してください。) 

    SYSPREP000006
  6. [はい、インストールを完全化します(Y)]を選択し、[次へ(N)]をクリック。
    SYSPREP000008 
  • インストールパラメータ入力

  1. [sysprep.iniファイルの作成]から引き続いてウイザードに従い、インストールに必要なパラメータを入力してください。
    1. [名前と組織]
      SYSPREP000011 
    2. [プロダクトキー]
      SYSPREP000009
    3. [コンピュータ名]
      SYSPREP000012 
    4. [Administratorのパスワード]
      [インストール先のコンピュータの起動時に、Administratorとして自動的にログインする(W)]のチェックは入れ、[自動的にログインする回数(R)]をデフォルト値の[1]に設定しておくと初期設定時に手間が省けるため設定しておく事を推奨します。
      SYSPREP000013
      SYSPREP000014 
    5. [ID文字列]
      基本的にはブランクのままで、かまいません。
      SYSPREP000015 
    6. [ID文字列]の設定が終了したら、[完了]をクリック
  • Sysprepファイルの保存先

  1. デフォルトのまま [次へ(N)]をクリック。
    SYSPREP000016 
  2. [キャンセル]をクリック
  • Sysprep実行前準備

  1. [c:\sysprep\sysprep.exe]を実行してください。
  2. [システム準備ツール2.0]が表示されるので、[OK]をクリック。
    SYSPREP000018 
  3. [シャットダウンモード]が[シャットダウン](デフォルト)になっている事を確認して、 [再シール]をクリック。
    SYSPREP000019 
  4. [システム準備ツール2.0]が再度表示されますので、[OK]ボタンをクリック。
  5. シャットダウン後の起動時にSysprepが実行されます。